炭坑鉄道


今年の1月、日本で最後の坑内掘りの炭坑が閉山しました。それが釧路にあった大平洋炭坑です。海の下300メートルあたりを掘り進み、非常に機械化の進んだ設備で石炭を産出していました。その石炭を炭坑口から港まで運ぶ石炭運搬専用鉄道がありました(僕らは臨港鉄道と呼んでいました)。その音は夜にずいぶん遠くまで響いていました。なお、太平洋炭坑は82年の歴史を閉じますが、その後は新会社「釧路コールマイン」が規模を縮小して採炭を継続し、鉄道も使用されます。


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